他の人からお得に商品を購入して、不要なものを売ろう!フリマアプリのおすすめ3選
2020-7-15
私たちの生活に、フリマアプリはすっかり定着しました。今では「ものをただ廃棄するより、フリマアプリで販売して利益を得よう」という方も多く、同時に「フリマアプリで、お得に商品を購入したい」という方も増えています。
経済産業省の調査ではフリマアプリの推定市場規模は
- 2016年度:3,052億円
- 2017年度:4,835億円
- 2018年度:6,392億円
となっており、フリマアプリの市場は年を経るにつれて順調に成長しています(「平成30年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備」を参照)。
今回はフリマアプリで商品を売りたいあるいは商品を購入したいと思っている方向けに、フリマアプリのメリットや選び方、おすすめのフリマアプリを3つ厳選してご紹介していきます。
目次
フリマアプリのメリット
フリマアプリのメリットは、次のとおりです。
- あらかじめ決まった値段で、安く商品を購入・販売できる(買い手・売り手)
- 現在手に入らない商品も購入できる(買い手)
- 不要な商品を売りながら、家にあるものを整理して収入を得ることができる(売り手)
- 出品が簡単にできる(売り手)
あらかじめ決まった値段で、安く商品を購入・販売できる(買い手・売り手)
オークションアプリだと、入札者によって値段がどんどん変化していきます。最初は格安に設定されていますが、値段がどんどん跳ね上がって手が出せない値段になることも多いです。
そのため買い手としては、「安定した値段でものを購入できない」という大きなデメリットがあります。
また安定した値段を求めているのは、売り手側も同じです。オークションはギャンブル要素も強く、安定した収益を稼ぐ手段としては適切ではありません。
フリマアプリの場合、通常のネットショッピングと同じでもともと販売する値段を固定します。ですから買い手としては安心して商品に手が出せますし、販売側もしっかり商品をリサーチしてから適切な値段で売れば安定した収益が見込めます。
現在手に入らない商品も購入できる(買い手)
フリマアプリの一つの醍醐味は、「現在販売されていない商品を発掘できる」という点です。雰囲気としては、古物商取引のお店(ブックオフ)などで掘り出し物を探す感覚に似ているでしょうか。
- ライブ限定品である
- 期間限定商品である
- 生産が終了した
などの理由で、現在手に入らない商品はたくさんあります。そんな商品を出品して、買い手を求めている売り手も多いです。
買い手としては掘り出し物を探す楽しみなどが、フリマアプリから得られます。
場合によっては、出品者の方と交流を持ったりできるかもしれません。
掘り出し物はフリマアプリに「プレミア」などと入力すると、簡単に見つかるはずです。
不要な商品を売りながら、家にあるものを整理して収入を得ることができる(売り手)
フリマアプリが流行る前は、ものをゴミ箱に出して廃棄する、といった流れが一般的でした。しかし
- ただものを廃棄するのはエコではない
- ものによっては別途廃棄料などが掛かり、コストがかさむ
などのデメリットもあり、困っている方もたくさんいました。
しかしフリマアプリで商品を手軽に販売できるようになってから、「ものを捨てるよりは誰かに販売して利益を得たほうがよい」という考えが広まっています。
売り手としては不要な商品を販売しながら、家の中のものを整理して自宅をスッキリさせられるので環境にもお財布にも優しいです。今後の消費トレンドは、「ものを購入した後は、使えるうちにフリマアプリで売って整理する」となるのかもしれません。
出品が簡単にできる(売り手)
フリマアプリは、出品も簡単です。
- 商品の画像を撮影する
- 商品の説明を用意する
- アップロードする
といった手順だけで、あっという間に出品が完了します。スマホから数分程度で出品できるので、手間が掛かりません。
フリマアプリによっては、
- 商品説明文などのテンプレート機能
- バーコードを読み取って、必要な文章を自動で作成する機能
など各種出品サポート機能が利用可能です。
フリマアプリの選び方
フリマアプリを選ぶときは、次の点に注意してみてください。
- 商品販売手数料はどのくらいになっているか(売り手)
- どのような発送方法が用意されているか(売り手)
- 商品が探しやすいよう、検索機能が充実しているか(買い手)
- 自分の使っているスマホ決済サービスと連携できるか(買い手・売り手)
商品販売手数料はどのくらいになっているか(売り手)
フリマアプリで商品を販売する際は、商品販売手数料が売り上げに大きくかかわってきます。一般的に販売手数料が小さいと売り上げが増え、手数料が大きいと売り上げが減ります。
「なるべくたくさん稼ぎたい」という方は、売上手数料の少ないフリマアプリを導入したほうがよいかもしれません。
ただしたとえば
- メルカリ:手数料10%
- ラクマ:手数料3.5%
とはなっていますが、市場は圧倒的にメルカリのほうが大きいです。このため「メルカリのほうが手数料は取られたが、結果的に販売総量が多かったので利益はラクマよりよかった」という場合もあるでしょう。
試しに気になる複数のフリマアプリに商品を出品して、売上を確認して戦略を立てるのも手です。
どのような発送方法が用意されているか(売り手)
発送方法も、フリマアプリで商品を売るとき重要になってきます。商品によって適切な配送方法は変わってくるので、多様な配送方法が用意されていたほうが配送コストも安く済みやすいからです。
メルカリであれば「らくらくメルカリ便」や「ゆうゆうメルカリ便」、ラクマであれば「かんたんラクマパック」など、独自の配送方法も用意されています。配送コストや運べるサイズなどを考えて、適切な配送方法が利用できるフリマアプリを選んでみましょう。
商品が探しやすいよう、検索機能が充実しているか(買い手)
買い手としては、膨大な量の出品商品からスムーズに商品を探せたほうが楽です。
- カテゴリー欄からすぐに欲しい商品を探せる
- 検索条件を保存できる
- 価格から商品を探す
など、いろいろな検索の使い勝手を実際に使いながら確認すると確実です。
スマホの画面は限られていますから、細かい検索機能の違いが個人個人の使い勝手に大きく影響してくるでしょう。
自分の使っているスマホ決済サービスと連携できるか(買い手・売り手)
買い手としては、自分が普段使っているスマホ決済サービスとフリマアプリが連携しているかも確認したいところです。普段使っている決済方法がフリマアプリと直接連携して使えれば、クレジットカードなどを用意せずとも簡単に支払いができます。
また売り手としては、フリマアプリの売上金を自分の普段使っている決済アプリにチャージできれば支払い時大変便利です。
- ラクマならば楽天ペイ
- PayPayフリマならばPayPay
など、あらかじめフリマアプリによってどの決済アプリに売上金をチャージできるのかは決まっているのでチェックしておきましょう。
フリマアプリのおすすめ3選
ここからは、人気のあるおすすめフリマアプリを3つご紹介していきます。
- メルカリ
- ラクマ
- PayPayフリマ
メルカリ
フリマサービス業界ではリーダー的な立ち位置にある、「メルカリ」の公式アプリです。毎月1,200万人以上のユーザーが、メルカリでお買い物をしています。
- 最短3分で出品できる
- カテゴリーごとに商品が整列されており、検索条件保存も可能
など、ユーザービリティにしっかり配慮した作りになっています。
売上金はメルカリ内で「メルペイ」を立ち上げれば、わざわざ銀行口座に振り込みを行わなくてもすぐ加盟店で使えます。
6月末からNTTドコモとの提携により「dポイント」が使えるようになり、
- dポイントをメルカリでの購入で貯める
- dポイントをメルカリでの購入で使う
といったことが可能になっています。
「招待コード」を登録時に入力すれば、紹介者・紹介された方双方に500円分のポイントがプレゼントされるのでお得です。
市場が大きい分一番商品が売れやすいとも言えるので、「とりあえず何かを販売して、フリマのコツをつかみたい」といった方にもおすすめです。
他にも匿名配送が可能など、プライバシーにも配慮しているのが特徴です。
ラクマ
「楽天株式会社」が運営している、フリマアプリです。女性向けのフリマアプリ「フリル」を前身としているので、女性向けのファッション商品などが充実しています。当然男性用の商品も、多く取り揃えられています。
決済方法は
- クレジットカード
- コンビニ払い
- キャリア払い
- 楽天ペイ
- LINE Pay
など、複数用意されているので自分の合った支払いがしやすいです。
特に楽天ペイを持っていれば、売上金をすぐお店で使えるので便利です。
また「ラクマ公式中古スマホショップ」というコンテンツも用意されており、保証付きで精密機器であるスマホを安全に購入できるようになっているのもポイントになっています。
こちらも匿名配送などが利用できるので、安心して利用できます。
PayPayフリマ
「ヤフージャパン株式会社」が提供している、フリマアプリです。他のフリマアプリとは違い、「PayPay」との連携が前提になっていることが特徴です。
- 売上金をPayPayで受け取り可能
- 購入でPayPayボーナスが貯まる
- PayPayボーナスバックなどのキャンペーンが開催される
このため「PayPayユーザーであり、PayPayを頻繁に使う」という人ほど、PayPayフリマのメリットを感じやすくなっています。
買い手としては全品送料無料なので、安心して商品を購入可能です。また売り手としては全国送料一律なので、コストを把握しやすいことなどもメリットになっています。
まとめ
今回はフリマアプリのメリット、そして選び方やおすすめのフリマアプリなどをご紹介してきました。
今後はものをただ廃棄するのではなく、売ってお金にしながらエコに商品を整理していくのがライフスタイルとして定着していきそうです。買い手としても、お得に商品を購入できて通常のネットショッピングとはまた違った魅力のあるフリマアプリを利用するのには、大きなメリットがあります。
ぜひフリマアプリを活用して、商品の売り買いを楽しんでみてください。
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