タブレット、ipadにおすすめの格安SIMとは
2020-5-30
目次
タブレット・ipadでも格安SIMは使える?
「タブレット」や「ipad」を少しでも安く利用したいと思ったとき、「格安SIMに乗り換えればいいんじゃないか?」と考える人は少なくありません。
格安SIMに乗り換えることで通信費を安くできれば、毎月の負担を少しでも減らすことにつながります。
しかしながら、一般的なスマホとは少し毛色の異なるこれらの端末で、格安SIMが使えるのかどうか不安になる人が多いのも事実です。
もし使えなければ、格安SIMを契約する意味はないのですから。
タブレットやipadで格安SIMを使う方法
簡単に結論を述べると、タブレットやipadでも条件を満たしていれば格安SIMを使うことができます。
その条件とは以下の3つです。
- SIMカードを差し込む箇所がある
- 端末のSIMロックに影響されない
- MVNOの動作確認の対象端末である
まず、タブレットやipadには2種類の通信方法があり、「WiFi」と「LTE(タブレット)およびセルラー(ipad)」があります。
対応している通信方法がWiFiのみのモデルの端末の場合、SIMカードに対応していない(差し込む箇所がない)ので格安SIMを使えません。
次に、端末に「SIMロック」がかかっている場合は、利用できるMVNO(格安SIMを提供している通信会社)が限られます。
SIMロックがかかっていない場合は、回線によるMVNO選びは必要ありません。
最後に、利用するタブレットやipadがMVNOの「動作確認済み」の対象端末であることも重要です。
中には動作確認対象外の端末でも動作する可能性がありますが、MVNOによって保証されていないので不具合が生じてもサポートを受けられません。
以上の理由から、「SIMカードに対応している」「SIMロックに影響されない」「動作確認済みである」の3つの条件を満たしていることが、タブレットやipadで格安SIMを使う条件となります。
格安SIMを使うメリット
良く知られている「格安SIMに乗り換えるメリット」といえば、月額料金が安くなることです。
大手キャリアのように通信設備にお金がかからない分だけ、利用料金を安く設定できるのです。
格安SIMのメリットはそれだけではありません。
格安SIMはMVNOの特色があり、独自サービスを利用できるというメリットがあります。
格安SIMを選ぶ際には、独自サービスやオプションなど、付加価値となる部分についても目を向けましょう。
タブレット・ipadで使う格安SIMの選び方
タブレットやipadで格安SIMに乗り換える場合には、何よりも「対象の端末で動作する」ことが第一です。
一般的なスマホよりもシビアに考えるべきことなので、そこに着目した選び方について考慮しましょう。
手持ちの端末が使える格安SIMを選ぶ
格安SIMに「すでに持っているタブレット・ipadで使う」ケースで乗り換える場合には、手持ちの端末が動作確認されている格安SIMを選ぶことをおすすめします。
手持ちのタブレットやipadが利用可能かどうかについては、各MVNOのホームページにアクセスし、動作確認端末一覧(名称はMVNOにより異なる)のページで確認してください。
または「MVNO名+端末名」で検索しても良いでしょう。
端末をセット販売している格安SIMを選ぶ
「格安SIMを使う端末をこれから調達する」ケースであれば、SIMカードとセットで端末を購入することをおすすめします。
MVNOの中にはスマホやタブレット・ipadなどの端末や周辺機器を販売しているところもあり、契約に際して端末をセット購入することが可能です。
端末をセット購入することには3つのメリットがあります。
- 動作確認済みの端末しか販売していない
- 端末の割賦代金と通信料を一括で支払える
- セット購入による特典を利用できる
基本的に自社のSIMカードに対応していない端末は販売していないので、セット販売されている=そのMVNOの動作確認済み端末である、ということになります。
つまり、セット販売されている端末であれば、ユーザーの方で動作確認対象であるかどうかを確認せずに済むのです。
タブレット・ipadをセット販売しているMVNO5選
タブレット・ipadをセット販売している5社のMVNOの特徴と、セット販売している端末の情報について解説します。
LINEモバイル
月額600円という低料金から利用可能な格安SIMであり、余ったデータ通信量を家族や友人とシェアできる機能があります。
LINEのサービスを利用すると貯まる「LINEポイント」を、毎月の支払いに利用できる点も魅力の1つです。
3種類の「データフリーオプション」により、特定のサービスを利用する際のデータ通信量が発生しないという特徴があります。
最大で月額480円を支払うことでLINEやツイッターなど5種類のサービスがデータフリーの対象になるのです。
端末名 | 金額(一括) | 金額(分割) |
---|---|---|
HUAWEI MediaPad M5 lite 8 | 26,880円 | 1,210円×24回 |
HUAWEI MediaPad T5 | 26,800円 | 1,160円×24回 |
mineo
格安SIMの中で「楽天モバイル」「UQモバイル」に次いでシェア率の高いMVNOです。
満足度調査などで受賞歴が多く、直近では以下の調査結果が出ています。
- MMD研究所「2020年3月格安SIMサービスの満足度調査」顧客総合満足度 第1位
- MMD研究所「2020年3月格安SIMサービスの満足度調査」NPS®(おススメしたくなる)第1位
- RBB SPEED TEST「格安SIMアワード2019上半期」総合満足度 最優秀・コストパフォーマンス部門 最優秀
mineoの特徴として有名なのは「マイネ王」というmineoユーザー向けのサイトです。
ユーザー同士やスタッフとのコミュニケーションやフリータンク(余ったパケットのシェア)などのサービスを利用できます。
端末名 | 金額(一括) | 金額(分割) |
---|---|---|
HUAWEI MediaPad M5 lite 8 | 26,400円 | 1,100円×24回 |
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEはプロバイダとして25年以上の実績がある会社であり、通信品質やサポートに期待できます。
家族での利用がお得になる特典や、余ったパケットを翌月に持ち越せる機能性など、使い勝手の良さが魅力のMVNOです。
独自のポイントサービス「Gポイント」はBIGLOBEモバイルの利用でポイントを貯めることができ、貯まったポイントは月額料金の支払いや航空マイル・電子マネーにも交換可能です。
端末名 | 金額(一括) | 金額(分割) |
---|---|---|
HUAWEI MediaPad M5 lite 8 | 26,880円 | 1,120円×24回 |
IIJmio
セット販売している端末の種類が豊富であり、これからスマホデビューしようとしている人や、格安SIMへの乗り換えを機に端末を新調しようとしている人におすすめのMVNOです。
調査時点では新品はタブレットのみですが、中古であればipadもセット販売しています。
データ量をお得に利用できる機能が豊富です。
「余ったデータ量の翌月繰越」「最大10枚のSIMカードでデータ量シェア可能」「高速通信のON/OFF切り替え可能」の3つの機能を使いこなすことで、無駄なくデータ量を使い切ることができます。
端末名 | 金額(一括) | 金額(分割) |
---|---|---|
HUAWEI MediaPad M5 lite 8 | 24,800円 | 1,050円×24回 |
イオンモバイル
イオンモバイルは利用できるプラン数が30種類(音声プラン12種類、データプラン10種類、シェア音声プラン8種類)と豊富であり、好みのデータ量のプランを選びやすいです。
大手のイオンならではの豊富な実店舗数により、店舗でのサポートを受けやすいという特徴があります。
申込みもウェブまたは店舗で利用できるため、都合の良い方法で申込めるのも魅力です。
端末名 | 金額(一括) | 金額(分割) |
---|---|---|
HUAWEI MediaPad T5 | 27,280円 | 1,136円×24回 |
最後に!
タブレットやipadで格安SIMを使うためには、「SIMカードに対応している(差し込み口がある)端末である」「SIMロックがかかっている場合にはキャリアと回線の種類が合致している」「MVNOの動作確認済み端末である」という3つの条件を満たす必要があります。
これから端末を用意しようとするのであれば、タブレットやipadをセット販売しているMVNOを選ぶと手間が少ないです。
不明な点を残して契約すると後々トラブルに発展する可能性がありますので、気になることがあれば問い合わせて確認しておきましょう。
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