おすすめの5Gスマホ3選をご紹介!5Gの特徴や必要性も理解しよう
2021-1-4
今世間では、「5G」が話題になっています。「ドコモ」や「au」、「ソフトバンク」が次々と5G対応プランを打ち出し始めており、安い価格で4Gと5Gを共用できるプランも登場しているので気軽に5Gが利用しやすい状況ができたと言ってもよいでしょう。
しかし5Gの根本的なメリットを知らない方は、「使うメリットが分からないので契約しにくい」と思うかもしれません。
そこで今回は5Gプラン契約を考えている方へ向けて5Gとは何か、そしてその必要性などを説明した後、5Gに対応したおすすめスマホモデルを3つご紹介していきます。
目次
3つの特徴を理解すれば概要が分かる!5Gとは
5Gとは「第5世代移動通信システム」の略であり、現在一般に普及している4G(第4世代移動通信システム)の次に普及が進んでいる通信技術です。5Gを理解するには、次の3つの特徴を抑えましょう。
- 大容量・超高速通信
- 大多数同時接続
- 低遅延
大容量・超高速通信
5Gの特徴の一つに、「大容量で超高速な通信が可能」な点が挙げられます。
4Gの最高速度は、現時点で「ドコモ」が提供している「プレミアム4G」の下り速度(ダウンロード速度)は最大「1.7Gbps」となっています。1.7Gbpsは自宅で固定回線として使う光回線に匹敵する速度であり、十分高速です。
ただし現在では4Kといった超高画質の動画コンテンツも広まっており、プレミアム4Gのようなトップクラスの4Gでも将来的に通信に耐えられるのかは不透明です。
しかし5Gの場合、現状最高速度下り「20Gbps」を出せるとされています。5Gの設備が本格的に整備されて利用されれば、プレミアム4Gと比較して10倍以上の下り速度などで通信ができるようになるでしょう。
大多数同時接続
4Gの場合、1平方キロメートル当たり10万台ほどを同時接続可能です。十分に感じますが、将来的には10万台では不足する可能性が出てきました。
5Gの場合は1平方キロメートル当たり100万台ほどを同時接続可能です。パソコンやスマホ、タブレットやその他インターネットに接続できる機器を合わせて安全に同時接続可能です。
野球ドームなど複数の人間がいっぺんに狭い箇所に集まるような場面でも活用できます。コロナウイルスが蔓延している現状では狭い箇所に人が集中する場面はまずありませんが、将来的には5Gのメリットがよく感じられるようになるでしょう。
低遅延
4Gでは遅延が一つ問題になっています。数値にすると0.01秒と大きな数値ではありませんが、ビデオ会議や通話などをしていると気になる場面もあります。
5Gでは4Gよりさらに遅延が短縮され、0.001秒と人間が遅延を感じるのが難しいレベルにまでなっています。遠隔で精密な操作を必要とする場面でも、5Gならば大容量・超高速通信を行いながらスムーズに操作ができるので活用性が高いです。
低遅延性については他の特徴と合わせて、5Gが単なる4Gの代わりになるわけではなくさらに広範囲に活用される革新的な技術であることを証明する根拠になっています。
新しいサービスの登場にも影響を及ぼす!5Gの必要性
5Gの特徴を理解した後は、なぜ5Gが社会に必要とされているのかを解説していきます。
- 遠隔工事など新しいサービスの普及に必要
- IoTデバイスが増加しており、新しい通信が求められている
- DX促進の起爆剤になる
遠隔工事など新しいサービスの普及に必要
5Gは4Gよりさらにビジネスでの活用が想定されている技術です。
たとえば建設事業では遠隔で重機を操作して工事を行う実験が進んでいますが、4Gでの遠隔通信だとどうしてもデータ容量に限界があり、ラグも発生するので利用が難しい状況です。しかし5Gを利用すれば重いデータも通信に活用しながら、担当者が遠隔でモニターを確認しながらリアルタイムで重機の操作ができるようになります。危険な災害地でも楽々と重機を無人操作して活動ができるようになるでしょう。
またスポーツ業界においては、「VR(仮想現実)」と5Gを組み合わせた新しい観戦体験の提供に関する実証実験が進められています。VRゴーグルを装着しながら試合を観戦することで、指定の選手に焦点を当てて試合を見たり現状の試合状況をデータ確認したりと単なる観戦にとどまらない体験ができるようになるのがポイントです。
他にもさまざまな業種で5Gを活用したサービスの想像が進められています。将来的には今まで考えられなかったような画期的な5Gサービスが提供される可能性があるので、楽しみにしておきましょう。
IoTデバイスが増加しており、新しい通信が求められている
インターネットに接続する機器の台数は、数年で一気に増加しました。以前はパソコンが中心でしたが、今ではスマホやタブレットを複数台所有して接続するのが一般的です。さらに「スマートウォッチ」といった「IoT(モノのインターネット)」機器も続々登場しており、将来的には家の中のあらゆるものがインターネット接続してデータを利用する時代になっていくとされています。
4Gだけでは将来的な爆発的インターネット接続機器数の増加に対応できません。しかし5Gはエリア単位で4Gの10倍ほどの機器を同時接続可能です。多少IoTデバイスが増加しても余裕で対応できるレベルなので、安心して通信ができるのがメリットです。
DX促進の起爆剤になる
現在日本政府は各企業に対して、「DX」推進を行っています。DXとは「デジタルトランスフォーメーション」のことで、ビジネスにおいては「デジタル技術を活用しながら、最終的にはデータ基盤で組織体制が業務といっしょに動くような態勢を作る」概念です。
現状でもDXを推進する企業は増えていますが、5Gが企業で活用されるようになるとさらにデータ活用の重要性が増します。結果的に5G普及によりさらにDXが促進され、新しい組織の在り方が求められるようになるでしょう。
たとえば現在製造業では、工場にIoTセンサーやデバイスを設置してリアルタイムの工程管理を行っています。5Gが工場で使われるようになるとさらにさまざまなデータを活用しながら適切な工程管理をしやすくなるでしょう。
DXに関する担当者になっている方は、DXに関係する技術として5Gの特性をぜひ押さえておいてください。
5Gモデルを選ぶ前に!今の5Gは利用しても大丈夫なのか
5Gモデルを選ぶ前に注意しておきたい点がいくつかあります。
まず5Gプランによっては、4Gのみのプランより高額な料金が発生します。しかし自分が5G提供エリアにいないと4Gしか使えないので、お金が無駄になってしまうのがネックです。
5Gプランを契約する際は事前にエリア内にいるか確認して、他の方の意見も参考にしながら契約するか決めてみてください。また4Gと5G共用で安いプランも提供され始めたので、費用を抑えて気軽に5Gを利用したい方はそちらを利用してみましょう。
また現在の5Gは4Gの設備を流用して提供されている、「ノンスタンドアローン」という方式で運用されています。各キャリアの5G速度を確認すると分かりますが、20Gbpsといった本来の5Gの速度には届いていません。4G設備の流用では5Gのスペックを完全に活かしきれないからです。
本格的に5Gのメリットが活用されるようになるのは、専用設備で提供される「スタンドアローン方式」が一般に普及してからになります。現在5Gプランの契約を考えている場合は、現在の5Gは4Gよりちょっとよいくらいのスペックしかないことを認識しましょう。
ハイスペックから入手しやすいモデルまで!おすすめの5G対応スマホ3選
5Gはプランに契約するだけでは利用できません。対応しているモデルを購入しないと使えないので注意が必要です。
ここからはおすすめの5G対応スマホを3つご紹介していきます。
- iPhone 12
- Google Pixel 5
- AQUOS R5G
iPhone 12
iPhoneの最新モデルであり、発売前からたくさんうわさが出るほど注目を集めていました。
iPhone12には
- 廉価で小型のiPhone12 mini
- 標準的なサイズと機能を搭載したiPhone 12
- カメラ機能にこだわったiPhone 12 Pro
- 細かいカメラ機能にも力の入ったiPhone 22 Pro Max
の4種類があります。値段重視の方はiPhone12 miniが一番安いですし、カメラ機能を追求したい方にはiPhone 12 Proなどがおすすめです。目的に応じて最適なモデルを購入できるのは一つメリットです。
- A14 Bionicチップで高速処理が可能
- 有機LEDディスプレイ搭載で発色もきれい
- カメラに写っている被写体の色味や奥行などを調整してくれる
といった特徴も備えており、iPhoneファンで5G対応モデルを探している方には特におすすめできる仕様になっています。
Google Pixel 5
Googleのオリジナルブランド「Pixel」シリーズの最新機種です。iPhone12より数万円ほど安い価格になっており比較的購入しやすくなっているのもポイントです。
フルHDレベルの6インチ有機ELディスプレイ搭載で、鮮やかで高精細の映像を手軽に楽しめるのがメリットです。またメモリーも8GBと余裕のある仕様となっており、重いゲームもサクサクプレイできるようになっています。
サイズもコンパクトになっており、片手で操作できるようになっているのもメリットです。さらにカメラ機能にもこだわりが見られるのが特徴で、メイン+超広角の構成で迫力のある写真も難なく撮影できるようになっています。
AQUOS R5G
「SHARP」のフラッグシップモデル、「AQUOS」シリーズの5G対応モデルです。
カメラに関しては
- 望遠用
- 超広角用
- 標準
- ToF(被写体の奥行などを検出するためのカメラ)
と合計4つで構成されており、幅広い撮影ができるようになっています。
また8Kの動画撮影にも対応しており、Googleドライブと連携して保存しておくと8Kテレビで楽しめるようになっているのもポイントです。スマホの狭い画面では8Kの魅力を理解しにくい場合も多いですが、8Kテレビを持っていれば簡単に映像を送信して大迫力で楽しめます。
さらにメモリーは12GBとかなりの容量が搭載されており、CPUと組み合わせてスムーズなデータ処理ができるようになっているのもメリットです。
まとめ
今回は5Gの概要や必要性、そして注意点やおすすめ対応モデルなどをご紹介してきました。
各キャリアが4G・5G共用のプランを提供開始したのもあり、以前より5Gプランを利用しやすくはなりました。5Gは未来を担う重要な技術であり、今の内に体感できるとビジネスの役にも立つかもしれません。
ただし現状の5Gは完全な5Gではありません。注意点も理解した上で対応モデルを購入して、未来に備えるようにしてみてください。
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