iphone修理の後に液晶が映らなくなる理由と液晶のバックライト故障による不良修理
2018-7-29
目次
画面が映らない。。。操作ができない。。。
割れてしまったiphoneの修理に持って行って綺麗になって帰るはずが。。。
・バイブレーションや着信、音はなるが画面が全く映らない
・画面が暗くリンゴマークがうっすらとしか映っていない。。。
この2点のトラブルはよくある修理後のトラブルとして掲載店の方々からお話を聞くことが多いです。
この症状は修理時に液晶画面の基板側にあるバックライトのicチップを飛ばしてしまっていることでおきる症状になります。
このような状態の時は画面が真っ暗で操作もできない状態なので、バックアップをとることもできず大事なデータを取り出すこともできなくなってしまいます。
そんな時の対処法は。。。
こんな時に画面を触ることは危険です。
①ロック解除のパスコードを間違えて完全にロックがかかってしまった。。。
②大事なアプリを削除してしまった。。。
③大事な電話に出ることができない。。。
こんなことになってしまう可能性が高くなってしまいます。
基本的には触らない。電源を落とせたら落とす
基本的には触らずに自分で修理をしようとすることはやめておくことをオススメします。
液晶画面のバックライトの修理とは
画面交換は機械に強い人であれば比較的簡単に直せたりしますが、飛ばしてしまっている基盤のチップの修理となると、
熱風はんだ、熱風調整式はんだごてと顕微鏡を使って修理しないといけません。
熱風はんだはこちら
しかも熱風はんだは慣れている人でないと関係のない周辺の基盤部分を溶かしてしまう可能性がありますので、
慣れている業者に依頼することをオススメします。
しかし街のiphone修理店に持ち込んでも対応できるお店は少ないでしょう。
熱風はんだという特殊工具もですが、0.2mm×0.4mmほどしかない剥がれてしまったicチップを取り付けないといけませんので、それなりの経験値と基盤、チップなどの電子回路に精通した業者でないと対応は難しいと思われます。
この0.2mm×0.4mmほどの専用のicチップを熱風はんだで取り付けないといけませんが、顕微鏡などで清掃をしてからの作業となってきます。
時間も費用もそれなりにかかってきますがバックライトが飛んでしまっている状態であれば上にも書いたようにバックアップを取ることもできないので大事なデータを取り出せません。
しかし、基盤修理をお願いすればバックアップやそのまま使うことができる状態になって返ってくる可能性が出てきますのでお近くの修理店に相談することをオススメします。
なぜ修理業者でもバックライトのチップを故障させてしまうのか。。。
iphoneの画面交換、液晶交換をするときに、液晶パネルと本体基盤側を繋ぐコネクタがあります。
そのコネクタを外すときに基盤側のバックライトの制御にあたるチップ部分に当たってしまってのトラブルがほとんどだと推測されます。
要するに不注意とも言えますが。。。
iphoneの基盤と液晶パネルを外す時は、基本的には基盤に対して外側もしくはバッテリー側から薄いプラスチックのヘラで起こしてあげることをオススメします。
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