iPhoneを売る時は支払いが終わっているかの確認が必須

iPhoneを解約すると自動的に端末料金は、これまでと同じ分割払いで支払います。

でも古いiPhoneをすぐ売って最新機種を買ったり、格安スマホを買ったりしたいですよね？

iPhoneを売る時は、分割払い中の端末料金が残っていないか確認する必要があります。

端末料金が残ったまま売ろうとすると売れないかもしれないので、気を付けましょう。

端末代は新しい機種であればあるほど高いので、分割払いで払っている人がほとんどです。

でも、古いiPhoneを売る時に残りを一括で払うのはキツイですよね？

ただ確認して見ると、意外と残積が少ないこともあるので、まずはチェックしておきましょう。

分割支払い中か確認するにはIMEI番号が必要

分割支払い中かどうかを確認するためには、iPhoneのIMEI番号がいります。

設定から確認できるのでメモしておきましょう。

1. 設定アプリの「一般」をタップ
2. 「情報」項目を選ぶ
3. 「IMEI」項目の15桁の数字をメモする

この手順でメモしたIMEI番号を使って残金をみてみます。

携帯電話番号やパスワードはいらないです。

IMEI番号は機種によって違いますが、面倒な手続きいらずでみられます。

キャリア別 支払い状況の調べ方

これから売ろうとしているiPhoneの支払い残高があるかどうかは、それぞれのキャリアの確認サイトで調べられます。

1. ドコモの「ネットワーク利用制限確認サイト」にアクセスする
2. 説明を下までスクロールして「次へ」をタップ
3. IMEI番号と画面に出ている数字を入力

1. SoftBankの「ネットワーク利用制限携帯電話機の確認」ページにアクセス
2. IMEI番号を入力する
3. 「確認する」をタップ

1. auの「ネットワーク利用制限携帯電話機照会」にアクセスする
2. IMEI番号を入力する
3. 「次へ」をタップする

結果は完済してあると「〇」、残積があると「△」、利用制限があると「×」になります。

利用制限があったり、残積があったりすると売れないかもしれないので、理想は完済の「〇」ですね。

IMEI番号もネットワーク利用制限携帯電話機ページも、キャリアショップに問い合わせる必要がありません。

どのキャリアもだいたい同じ方法でみられるので、覚えやすいです。

残積が残っているiPhoneを売る方法

残積があるiPhoneを売ることができないわけではありません。

でも売る場合は赤ロムという扱いになります。

赤ロムは「ネットワーク制限」がかかっている状態のiPhoneです。

赤ロムを買い取ってくれるリサイクルショップは少ないですが、ゲオをはじめとする一部店舗にiPhoneを売りに行きましょう。

赤ロムで売る場合、次にiPhoneの持ち主になった人に赤ロム保証をしないといけません。

赤ロム保証とは次の持ち主が買ってから制限がかかったときに料金の支払いに応じることです。

のちのち支払うことになるかもしれないので、先に支払っておいた方がいいでしょう。

赤ロムとして売る場合のデメリット

赤ロムとしてiPhoneを売るデメリットは、保証以外にもあります。

それはほとんどのリサイクルショップで買取を断られることです。

赤ロムよりも分割支払い残積がない白ロムの方が人気があるので、まず売れないお店が多いですね。

赤ロムの風個販売は違法とみなされることもあるので、買取したくないお店がほとんどだからです。

ただ残積を払い続けている場合は赤ロムになりません！一括で支払えない場合は分割で継続的に払い続けましょう。

白ロムにする方法はかんたん！

一か八か赤ロムで売るくらいなら、白ロムにして売った方が安心です。

白ロムにするには残積を一括で支払うだけです！

一括払いはSoftBankの場合、キャリアショップの窓口で手続きするか、公式サイトのチャットでやりとりをするかどちらかです。

窓口では利用料金と一緒に払う、別で払うの二択です。

チャットは利用料金と一緒に払う手続きのみですが、電話番号とパスワードだけで手続きできます。

1. SoftBank公式サイトの「機種代金の残金を一括で支払う」ページにアクセス
2. 「ご利用料金と一緒にお支払い」をタップ　
   
3. 「チャットサポートにつなぐ」を選ぶ
4. 残積一括支払いの申請をする

一括申請が通ってもキャリア料金と一緒に払う場合は、支払うタイミングが来月などになる可能性があります。

今すぐに売りたい場合は、ショップ窓口で料金とは別で支払った方がいいですね。

窓口で現金で支払う場合は、前回の機種変更から1ヶ月と1日経っているのが条件です。

機種変更してすぐには端末代を1回で払えないから気を付けてください。

一括支払いが完了したかどうかはクレジットカードの明細や、銀行口座の残高などを見ると分かります。

上記のネットワーク制限でみても分かるので、チェックしておきましょう。

残積以外に気を付けるポイントまとめ

残積以外にも中古でiPhoneを売るなら気を付けた方がいいポイントがあります。

まずは故障している箇所を把握した方がいいです。

液晶画面のひび割れ、ホームボタンの沈み込み、本体のゆがみ、サイドボタンが利かないなどがよくある故障です。

故障してても買い取ってもらえますが、金額は下がります。

少しでも買取価格を上げるためには本体を手入れしたり、買取価格を調べたりしましょう。

掃除するだけで少し高く売れる！

また端末を掃除するだけで高く売れるので、iPhoneの汚れをふき取っておきましょう。

スマホ用クリーナーを使うのがおすすめです。

ガラスクリーナーやスプレー式の液体クリーナーなどは故障するかもしれないので、使わないでください。

特にSNSなどでよく見かける家庭用洗剤などを使った自己流手入れ方法は、危険ですよ。

買取強化中か調べよう

中古のiPhoneは機種によって買取価格が違います。

リサイクルショップの在庫が足りないと、その機種は高く買い取られたり、人気の機種が高く買い取られたりします。

買い取り価格はキャリアによっても違うので、売ろうと思っているリサイクルショップがどのキャリアのどの機種を高値で買うか、公式サイトで調べてから売りに行きましょう。

また3つくらいのリサイクルショップで買取価格を比較して、一番高いところに売るのもおすすめですよ。

人気の機種でもショップによっては在庫が足りていて、思ったほど高い値段が付かないこともあります。

初期化して個人情報を守ろう

iPhoneを売る時は個人所法を守るために初期化する必要があります。

初期化は設定アプリから簡単にできますが、iPhone内のデータがなくなるので、バックアップをとっておきましょう。

電話帳の連絡先リストや画像や動画データ、メールやLINEアプリなど引き継ぎの準備をしてから初期化してください。

データをキレイに消しておくことで、買取の手間を省けて印象がよくなります。

買取価格に直接影響が出ないかもしれませんが、査定する側もていねいに作業してくれるはずですよ。

最後に

支払い残高があるかもしれないからと中古で売るのをあきらめている人は、まず確認しましょう。

すぐに一括で払える金額なら払ってしまって白ロムで売ってくださいね！

売却にはいくつか気を付けるポイントがあるので、忘れずに手順を踏んでおきましょう。