押せなくなったiPhone7のホームボタン
2018-8-14
iPhone7からホームボタンが感圧式となり
iPhone7シリーズ、iPhone8シリーズでは
一度、ホームボタンが故障してしまうと、修理することはできず
新品のiPhoneに交換する以外はホームボタンを使うことはできなくなりました。
これは、防水性能をアップさせるために感圧式に変えらたと言われています。
この感圧式のホームボタンが、今までのiPhoneに比べると
性能としては向上していますが、壊れると大変なことになります。
iPhone6s までの機種であれば、ホームボタンが効かなくなってしまった場合
指紋認証の機能は失われてしまいますが
ホームボタンとしての機能は残すことができました。
しかし、iPhone7以降のホームボタンが壊れてしまった場合、
ホームボタンとしての機能はおろか、リンゴループ になってしまい、
iPhoneとして使用できないこともあり得ます。
今回、持ち込まれたのが、落として画面が割れたのと同時に、
ホームボタンも押せなくなったiPhone7Plus。
タッチパネルも一切、反応がありません。
お客様には、ホームボタンが壊れてしまった時の症状と、
修理のリスクなどを細かく説明し、同意を得られて初めて修理になります。
修理を開始し、ホームボタンのカバーを外した瞬間にがっくりでした。
見事にプツリとホームボタンケーブルが断線していました。
こうなると、もう修理は不可能です。
(不可能ではないのですが、ほんの一瞬だけは動かすことはできますが、
普通にiPhoneとしてお使いになるのはほぼ無理だと思います)
しかも、ホームボタンが壊れてしまっているiPhone7の画面修理は、
リンゴループ になってしまうことが多く
初期化、または使用不可になってしまうこともあります。
今回はお客様同席で修理していましたので、
「断線」していることもお伝えし、事情を説明しながら修理を続けて行きました。
目次
その結果、どのようになったかというと。。。
ホームボタンの断線発見
↓↓↓
画面割れ修理完了
↓↓↓
リンゴループ
↓↓↓
しばらく待つと症状が回復することもあるので20分ほど待機位
↓↓↓
症状改善されず
↓↓↓
iTunesに接続
↓↓↓
iOSのアップロードができず、復元のみ
↓↓↓
初期化
↓↓↓
アクティベーションロックの最初
「ホームボタンを押して開く」
を開けることができない(ホームボタンが使用不能のため)
↓↓↓
魔法の呪文で「ホームボタンを押して開く」を解除
↓↓↓
アクティベーションロック解除
↓↓↓
iCloudにてバックアップを戻す
↓↓↓
画面は綺麗になりましたが、ホームボタンが押せないiPhone7Plusとして復活。
ホームボタンは使えないけれど、AssistiveTouchを使うことでカバー。
という着地点になりました。
ところが。。。
今回はリンゴループ →初期化→iCloudからの復活ができましたが、
最悪、リンゴループ から戻ってこないこともあります。
それほど、iPhone7以降のホームボタンはデリケートで、壊れてしまうと大事故にもなってしまいます。
画面修理の時にホームボタンを取り外す際にも断線や熱でのホームボタンの故障にお気をつけ下さい。
最近のお知らせ
-
2021/5/12
iphoneの着信拒否と非通知拒否の設定方法と相手側にバレるかを徹底解説
-
2021/4/1
iPhoneが保存している位置情報の確認・削除方法
-
2021/4/1
アップルがiPhone修理の非正規店への部品、修理マニュアルの提供
-
2021/3/29
iPhoneを目に優しいおすすめの白黒画面(モノクロ壁紙)にする方法
-
2021/3/20
iphoneの電源が入らなくなった!その原因・対処法について解説!