古いiphoneの安全で安心な処分方法
2020-5-2
目次
iPhoneを処分する時はまずバックアップを!
みなさんはiPhoneを処分したり、売ったりする時に「個人情報が盗まれたらどうしよう」と不安になったことはありませんか?iPhoneはオンラインで簡単に買える分、いざ処分しようと思った時に困りますよね。
iPhoneを処分する時は「データのバックアップをとる」のと「データを徹底的に消す!」のが重要です。個人情報を守るためにもしっかりとデータを済ませましょう。
iPhoneとPCを接続してMacなら「Finder」、Windowsなら「iTunes」からバックアップを取ります。iTunesの場合は、メイン画面上部のiPhoneアイコンをクリックして「今すぐバックアップ」を押します。
iPhoneデータを消す方法①「iCloudログアウト」
iPhoneデータを徹底的に消すのは3つの手順に分かれています。バックアップを終えたら、これらの準備をしてください。
- iCloudをログアウトする
- iPhoneを初期化する
- Simカードを抜く
まずはiPhoneの設定アプリからiCloudのログアウトをします。iCloudにはアプリの購入履歴やバックアップをとったデータなどが保管されています。処分したiPhoneからログインできないようにしましょう。
- iPhoneのホーム画面で設定アプリをタップ
- 設定アプリ最初の画面で自分の名前(Apple ID)をタップ
- Apple IDの画面を一番下までスクロールして「サインアウト」をタップ
- iCloudをサインアウトする画面になるので、右上の「サインアウト」をタップ
- 「本当によろしいですか?」で「サインアウト」を選ぶ
これで処分したiPhoneなら、あなたのiCloudを覗かれる心配がありません。また新しく購入したiPhoneや、他のiOSデバイスで安心してiCloudを利用できます。
iPhoneデータを消す方法➁「iPhone初期化」
次にiPhoneを初期化しておきましょう!iPhoneそのものにもアプリやメール、電話帳など個人情報が盛りだくさんです。初期化して一斉削除すれば、プライバシーを守れます。
- 設定アプリの「一般」をタップ
- 一般設定の画面を下までスクロールして「リセット」をタップ
- 「すべてのコンテンツと設定を消去」を選ぶ
- 「今すぐ消去」をタップする
- 6桁のiPhoneのパスコードを入力する
パスコードの入力は2回あります。初期化すると「こんにちは」や「Hello」など世界各国の挨拶が登場する画面が表示されます。この画面になったことを確認したら、iPhoneを処分に出してください。
iPhoneデータを消す方法③「Simカードを取り出す」
iPhoneに入っているSimカードには、電話番号をはじめとする契約者を認識するデータが入っています。iPhoneのSimカードは取り出してから処分しましょう。
- iPhoneについてくるSimピンを用意する
- Simカードが入っているトレイの穴にカチャッと音がするまで差し込む
- Simトレイを取り出してSimカードを抜く
- Simトレイをもとに戻す
iPhoneから取り出したSimカードは、携帯電話会社との契約を続けていれば、他のスマホに出しこんで使えます。格安スマホなどでも使えるのですが、SImカードの通信会社とスマホの通信会社が同じかどうか確認しましょう。
ワンポイント!「iPhoneを探すはオフに」
「設定」から「あなたの名前(Apple ID)」を選び、「探す」をタップすると「iPhoneを探す」が表示されます。これがオフになっていないと、次の利用者がiPhoneを使えません。必ずオフにしましょう。
ちなみに「iPhoneを探す」は普段からオフにしておくと、バッテリーの節約になります。また、今現在iPhoneがある場所を第三者に知られる心配もありません。
iPhoneを売る時の手順
iPhoneを売る時の準備は、まず処分する時と同じことをします。その上で高く売れるようにしておきましょう。ここからはiPhoneを売る時のコツを紹介しましょう!
水没マークをチェックする!
iPhoneを伏せておいたときに左になる側面に赤いマークが浮かび上がっている場合は、iPhoneに水や液体が入ったことがあるという意味です。この水没マークがあると、iPhoneは高く売れません。
他にもこんな特徴があるiPhoneは、高額買取を期待できないです。
- 液晶のひび割れ、ピンクがかっている、黄ばんでいる
- バックライトの光り方にムラがある
- 本体を横から見た時に液晶の高さにムラがある
- バイブやスピーカー、各ボタンなどが動かない
こうした部分的な故障があっても買い取ってもらえることがあります。しかし買取値段は下がるので、事前にどれくらいの値段がつくのか、iPhoneの状態を観察しておきましょう。
端末料金の支払いが済んでいるか確認する
端末料金の支払いがまだ終わっていないと、iPhoneを売る時に残りを一括で払うことになります。買取価格によっては残りの端末代の方が高くなってしまい、マイナスになることもあるのを知っておきましょう。
また月ごとの利用料金も滞納していると、次の利用者が利用できなくなってしまう可能性があります。必ずiPhoneの利用料金を支払い終えてから手放してください。
専用クロスで拭く
メガネクロスでも代用できますが、iPhoneや付属品をキレイに拭くと、買取価格が少し高くなります。付属品もすべて揃えてください。
液晶に貼った保護フィルムは剥がすとフィルムの粘着剤が汚く残ってしまう可能性があります。貼ったまま買取に出してしまう人もいますが、自分で貼った保護フィルムは剥がしてから出しましょう。
フィルムの粘着剤が残ってしまう場合は、固く絞った濡れふきんで丁寧に拭いてください。
またホームボタンの隙間などを綿棒で拭うと、ほこりや汚れなどがとれます。細かい部分も掃除してから出すと、iPhoneの買取価格が高くなります。
子供のiPhoneを処分したい場合は?
子供のiPhoneを処分したい場合は、保護者が知らないサイトに登録していないか、知らないアプリを定期購入していないか確認しましょう。
子供本人に聞き、メールアプリのメルマガを確認してください。そしてAppStoreで定期購入しているアプリを確認します。
- AppStoreを起動して、画面右上のアイコンをタップ
- 「購入済み」と「サブスクリプション」を確認
購入済みアプリ画面一覧で見覚えのないアプリがないか確認しましょう。またサブスクリプションの画面も確認して、すべて解約してからiPhoneを手放してください。
まずは買取サービスに依頼を!
「このiPhoneは買い取ってもらえないだろう」と思うようなものでも、中古買取では値段がつくこともあります。iPhoneの部品目的での買取なので、本体そのものを買い取ってもらえる時ほどは高くありませんが、iPhoneを処分するよりはお得です。
ダメ元でも一度買取サービスにiPhoneを出してみてください。
そしてiPhoneの買取をしてもらえない場合は、そのまま買取サービスに無料で引き取ってもらうこともできます。他には自治体の回収サービスに依頼したり、携帯電話会社の回収サービスに依頼したりしましょう。
iPhoneはAndroidよりも買取価格が下がりにくいと言われています。しかし、iPhoneをはじめとするデバイスの買取価格は新しい機種が登場するたびに下がっていくので、いらなくなったらすぐに手放してください。
最後に!
iPhoneを処分する時はAppleに問い合わせをしたり、AppleStoreに行ったりする必要があると誤解している人もいます。しかしiPhoneを処分する準備は、自宅でかんたんにできますよ。
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