正しいスマホ掃除方法をマスターしよう!やってはいけないことや便利グッズもご紹介
2020-6-23
新型コロナウイルスをきっかけに、より一層清潔さを心掛けて生活している方は多いでしょう。感染リスクを減らしながら清潔な生活を送りたい場合は、自分が普段使っているスマホにも目を向けてみましょう。
一見きれいに見えるスマホでも、実は雑菌だらけで菌を他の人に媒介している可能性があります。また間違った方法でスマホを掃除してしまう方もいらっしゃるので、注意しながら掃除していきたいところです。
今回はスマホのお手入れを考えている方に向けて、やってはいけない掃除方法や正しい掃除のコツなどをご紹介していきます。
目次
返ってスマホを傷めてしまう!やってはいけない掃除方法
ここでは、実行してしまうと返ってスマホを傷めてしまい効果がないお掃除方法をご紹介していきます。
- 粗い目の布などで画面を拭く
- 普通の除菌ティッシュなどで画面を拭く
- スマホを大量の水で洗う
- 歯ブラシで接続端子を掃除する
- エアダスターで接続端子のほこりなどを除去しようとする
粗い目の布などで画面を拭く
粗い目の布やティッシュで画面を拭くのは、NGです。
スマホやパソコンのディスプレイは、床などより繊細に扱う必要があります。普段の部屋掃除に使う粗い目の布やティッシュなどを使ってしまうと、
- 画面上に汚れを引き伸ばす
- 粗い部分でこすることで、画面自体に傷がつく
などの原因になってしまいます。
普通の除菌ティッシュなどで画面を拭く
「除菌に使えるから、普通の除菌ティッシュなどで画面を拭いても大丈夫だろう」と考えもダメです。
一般的な除菌ティッシュに含まれるアルコールなどの成分は、スマホにとっては毒です。ディスプレイ掃除に使用してしまうと、ディスプレイや周辺の部品の劣化を早めたりなどの悪い影響が出てしまいます。
ちなみに、現在では新型コロナウイルスの影響により一部のメーカーからはアルコールを使った除菌方法が許可されています。ただし注意点がいくつかあり、通常時は推奨される方法ではありません。
スマホを大量の水で洗う
一部のスマホでは、「大量の水で洗っても大丈夫」というのを売りにしている場合があります。しかし大半のスマホは、水洗い厳禁がほとんどです。
たとえ防水・防塵仕様になっていても、長時間水洗いするとゆるくなった端子カバーのすき間などから水が入り込んで故障の原因にもつながりかねません。ディスプレイに水が少し垂れる程度であれば大丈夫ですが、大量の水でスマホを洗うのはやめてください。
歯ブラシで接続端子を掃除する
「接続端子の汚れが気になるから、歯ブラシでごしごし掃除したい」という方もいらっしゃるかもしれません。しかし洗面台汚れなどをこすり取るように、スマホに対して歯ブラシを使用するのもNGです。
接続端子を構成している精密部品は、内部に少しキズが付いただけで接続不良などの問題を引き起こす可能性があります。また問題がその場で起こらなくても、劣化が早まりスマホを長く使えなくなる原因にもなってしまいます。
エアダスターで接続端子のほこりなどを除去しようとする
パソコンには「エアダスター(ちりやほこりを空圧で除去するスプレー型のグッズ)」があり、ついついスマホにも使ってみたくなる方がいらっしゃるのではないでしょうか。
しかしエアダスターには液体ガスが含まれていることがあり、これがスマホ内に付着すると故障を引き起こしたりと悪影響を与えます。パソコンとスマホのお手入れ方法は全部同じと思わず、それぞれ適切な方法で掃除しましょう。
スマホの正しい掃除のコツとは?
ここからは、スマホの正しいお掃除のコツを一つずつご紹介していきます。
- ディスプレイに目に見えるゴミが付着していないか確認する
- すぐ取れる細かい汚れにはメガネ拭きなどのクリーニングクロスを使う
- 頑固な汚れに対しては、専用のウェットティッシュを使う
- 接続端子を掃除するときは、加工して細くしためん棒を使ってみる
- エアダスターではなく、ブロワーを使ってほこりを吹き飛ばす
ディスプレイに目に見えるゴミが付着していないか確認する
ディスプレイを掃除する際は、まず目に見えるゴミが付着していないか確認しましょう。砂利などが付着している状態で掃除をすると、布などでこすった際傷を付けてしまう原因になります。
目に見えるゴミで手で取り除くなどして、万全の状態で掃除できるようにしておくのがポイントです。
すぐ取れる細かい汚れにはメガネ拭きなどのクリーニングクロスを使う
すぐに取れそうな細かい汚れなどには、「マイクロファイバー」製のクロスを使いましょう。マイクロファイバーとは人間の髪の毛よりはるかに細い合成繊維で、それを折り合わせて作ったものがマイクロファイバークロスになります。
マイクロファイバークロスであれば粗い部分がないので、ディスプレイを傷つけてしまう心配はありません。また網目が細かいので、細かい汚れでも簡単にふき取れます。
車用品用のマイクロファイバークロスもありますが、できればメガネ拭きやスマホ専用のクリーナーを使ってください。
頑固な汚れに対しては、専用のウェットティッシュを使う
マイクロファイバークロスでも、なかなか取れない汚れも存在します。水分が蒸発してディスプレイに癒着してしまった頑固な汚れに対しては、スマホ専用のウェットティッシュなどを使いましょう。
専用のウェットティッシュにはスマホを傷める成分が含まれておらず、除菌も可能です。またマイクロファイバークロスと同じように網目が細かいので、どんどんしつこい汚れを除去できます。
ちなみにスマホ用のウェットティッシュは、パソコンにも利用可能です。液晶系ディスプレイ全般に使えて便利なので、1つ持っておいて損はないでしょう。
接続端子を掃除するときは、加工して細くしためん棒を使ってみる
接続端子を掃除したいときは、めん棒を活用しましょう。ただしめん棒の先は太く広がっているので、スマホ端子に入り込みにくいです。無理に入れようとすると故障してしまうかもしれないので、加工を行います。
加工と言っても大げさな作業は必要なく、先端部分をほぐしたりして細くするだけです。その状態で、やさしくかくように端子の掃除を行いましょう。
あまり端子の奥に入れ過ぎると、めん棒の繊維が残ったりとトラブルが起きる可能性もあります。細かく掃除したくても無理せず、見える範囲で冷静に掃除しましょう。
エアダスターではなく、ブロワーを使ってほこりを吹き飛ばす
パソコンのエアダスターは、スマホのほこり除去には向いていません。そこで、ブロワーを活用するとお手入れが楽になります。
ブロワーとは、お弁当に入っているプラスチックの醤油びんを大きくしたような見た目の掃除グッズです。ちなみに屋外掃除などに使う業務用の器具にもブロワーという製品がありますが、それとは別物です。
膨らんでいる部分を手で押して空気を出すだけのシンプルな作りですが、空圧が小さい分軽い力で手軽にスマホ端子を掃除できます。
100均で購入できる、あると便利なスマホのお掃除の手間を減らせるグッズ一覧
今回ご紹介した掃除グッズは、すべて100均で購入可能です。ですからわざわざ家電量販店などに行かなくても、安い値段で簡単に掃除グッズを揃えられます。
さらに100均には、スマホのお手入れの手間を減らせるグッズも多く取り揃えられているので便利です。今回は、グッズの一覧をご紹介していきます。
- 汚れ付着を防止する保護フィルム
- 指紋汚れなどを防止するタッチペン
- 端子にほこりが入るのを防ぐイヤホンジャックなど
- 不意の汚れを防止できるスマホケース
汚れ付着を防止する保護フィルム
ディスプレイの汚れが気になる場合は、保護フィルムを貼ってディスプレイに直接汚れが付着するのを防止しましょう。万が一取れない汚れがあっても、保護フィルムに付いた汚れであれば貼り替えて除去可能です。100均で購入するようにすれば、貼り替えてもコストはそんなに掛かりません。
保護フィルムにはいろいろなタイプがありますが、お掃除の手間を減らしたい方におすすめなのが汚れ防止機能のあるフィルムです。フッ素加工などにより汚れをはじく仕組みになっているので、指紋汚れなどが付着しにくくきれいにディスプレイを保てます。
100均の製品は、めまぐるしく変化します。気に入った製品がある場合は、すぐに購入したほうが後悔しないで済むかもしれません。
指紋汚れなどを防止するタッチペン
指紋汚れをそもそもディスプレイに付けたくない場合は、タッチペンの使用がおすすめです。こちらも100均にたくさん取り揃えがあり、楽しく選べます。
タッチペンにも、
- ボールペンと一体になっているタイプ
- スマホに装着して持ち歩けるタイプ
などさまざまなタイプがあります。自分の用途に合わせて、複数購入して使い比べてみると面白いでしょう。
端子にほこりが入るのを防ぐイヤホンジャックなど
端子にほこりが入るのを嫌がる方は、イヤホンジャックなどの使用がおすすめです。
Lightning端子やイヤホン端子などに使えば、ほこりが入りにくくなって便利です。取り外しの手間は掛かりますが、就寝時などに付けておくとよいでしょう。
不意の汚れを防止できるスマホケース
スマホケースは、スマホ本体の衝撃保護などにも有効です。また装着しておくと、ケースに汚れが付着するだけで済むので便利でしょう。
スマホ全体をカバーしたい場合は、手帳型のスマホケースが有効です。iPhoneであれば、規格が統一されている分100均でも複数のスマホケースが発売されています。
Androidスマホの場合は、残念ながらメーカーごとに規格が統一されていないのでスマホケース取り扱いが少ないです。ただし、他機種対応のスマホケースを購入すれば、問題は解決できます。ダイソーで300円など100円では購入できませんが、吸盤やクリップでスマホを手軽に固定可能です。
まとめ
今回はスマホのお手入れでNGの方法、そして正しい掃除方法や汚れ防止に利用できる100均のおすすめグッズなどをご紹介してきました。
スマホを掃除する際は、テーブルなどの掃除とはまったく違うという心掛けを持ちましょう。そして必要なグッズをそろえ、丁寧な掃除で長持ちするように工夫してみてください。
また100均に行けば、掃除グッズだけでなくスマホ本体の汚れを防止できるグッズも購入できます。以前よりも外に出やすい環境になっているので、新型コロナウイルス対策を行って外にグッズを探しに行ってみてもよいでしょう。
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