楽天モバイルの使用状況をまとめて確認!my楽天モバイルアプリを利用者目線で解説
2020-5-22
2020年4月8日から、本格的にキャリアサービス「UN-LIMIT」をスタートさせた「楽天モバイル」。300万人が1年間無料になる、端末を大幅にポイントバックするなど、さまざまなキャンペーンも駆使してライバル3社(ドコモ、au(KDDI)、ソフトバンク)に対抗しようと戦略を練っています。
すでにAndroid端末対象機種を購入し楽天モバイルUN-LIMITを利用している方の多くは、「my楽天モバイルアプリ」をインストールしていることでしょう。my楽天モバイルアプリを利用すると今月のデータ容量情報だけでなく、契約に関する細かい情報をまとめて確認できるので便利です。
今回は実際に楽天UN-LIMITに契約している私の目線も入れながら、my楽天モバイルアプリの機能、そしてメリットやデメリットなどを解説していきます。
目次
my楽天モバイルアプリとは
my楽天モバイルアプリとは、楽天モバイル契約者用に提供されている専用アプリです。楽天モバイルの「スーパーホーダイ」などの旧プランを利用している方が使っている、「楽天モバイル SIMアプリ」の後継にあたるアプリになっています。2020年5月現在、インストール数は10万を突破しています。
ちなみにmy楽天モバイルにはWeb版もあり、パソコンやスマホからアクセス可能です。
契約後もデータ容量などはWeb版だけで確認できますが、アプリ版にはWeb版にはない機能が多数搭載されています。楽天UN-LIMITを活用したい方は、アプリ版のインストールをおすすめします。
my楽天モバイルアプリの機能
my楽天モバイルアプリには、次のような機能があります。
- データ利用状況の確認・調整
- データ速度の計測
- 利用明細の確認
- 契約内容の確認
- 各サポート情報の確認や問い合わせ
データ利用状況の確認・調整
my楽天モバイルアプリでは、データ利用状況の確認や調整ができます。楽天回線での利用は容量無制限ですが、au回線からの国内ローミングや外国でのローミングサービス利用の場合は容量を消費します。
- 現在のデータ利用量
- 今月契約分の容量
- 使える容量の合計
- データチャージの申し込み
- データ制限モードのON、OFF切り替え
などを確認可能です。
円形のグラフで今利用できる残り容量を確認できるので、楽天回線が使えないユーザーは特に参考になるでしょう。ちなみに国内ローミングで利用できるデータ容量は開始当初の月2GBから、現在月5GBに上昇しています。
またデータ制限モード機能も、開始当初にはなかった機能です。詳しくはメリットを説明する章で、後述します。
データ速度の計測
my楽天モバイルでは、データ速度の計測が可能です。この機能は、現在Web版には搭載されていないアプリ独自の機能になっています。
アプリ下部「ホーム」アイコンをタップすると表示される、ホーム画面中の「通話とデータ通信品質向上へご協力ください」というメニューの下にある、「新しく測定する→」と書かれたピンクの文字リンクをクリックすると測定画面へアクセス可能です。
「スタート」ボタンを押すと、現在使っている回線速度を計測します。測定中に別画面へ移動すると測定が中止されるので、注意が必要です。
利用明細の確認
my楽天モバイルアプリでは、利用明細も確認できます。紙の利用明細だと管理が面倒ですが、my楽天モバイルアプリ上で履歴が確認できるので大変便利です。
ただし利用明細は過去2か月分のみ保存されるので、半年など長いスパンで確認しにくいのが難点になっています。
詳しい利用明細はアプリ下部「利用状況」メニューから、
- データ
- 通話
- SMS
の各タブをタップすることで確認できます。
契約内容の確認
my楽天モバイルでは、楽天モバイルの契約内容をすぐ確認できます。
アプリ下部の「契約プラン」メニューから、
- 契約プラン名前
- ご利用中のサービス
- 音声サービス
などをまとめて確認可能です。
ちなみに自分が無料枠対象になっているか知りたい方は、契約プラン名前の下に書いてある料金を確認しましょう。「Rakuten UN-LIMIT」の下に記載されている料金が0円の場合、無料枠の対象になっています。
各サポート情報の確認や問い合わせ
各サポート情報の確認や問い合わせへも、my楽天モバイルから簡単にアクセス可能です。
アプリ下部「サポート」メニューから、
- FAQ
- お客様へのサポート内容の説明
- お問い合わせ窓口へのご案内
などの情報を確認できます。
またアプリに常に表示されている吹き出しアイコンから、チャット機能をすぐ呼び出せるのもメリットになっています。
my楽天モバイルアプリのメリット
my楽天モバイルアプリを利用すると、次のようなメリットがあります。
- アプリ一つで気になる情報がすぐ確認できる
- データ制限モードに簡単に切り替えられる
- データ計測機能が便利
- チャットサポートを使える
アプリ一つで気になる情報がすぐ確認できる
my楽天モバイルを使えば、アプリ一つでデータ消費具合や利用明細確認など、契約に関するさまざまな情報をすぐ確認できます。Webでは各内容を確認するのに何回かタップを行わないといけませんが、my楽天モバイルだと下部にあるメニューから知りたい内容を簡単に切り替え、すぐ情報にアクセスできます。
Androidの対応スマホを持っている場合は、Web版よりアプリ版のほうが役立つでしょう。
データ制限モードに簡単に切り替えられる
データ制限モードはデータ通信速度が「1Mbps」になる代わりに、au回線などのローミング容量を消費しないモードです。my楽天モバイルアプリのホーム画面から、1タップでモードのON、OFFを切り替えできます。
以前は容量を完全に消費すると「200Kbps」に速度が落ち、まともに使えない状況でした。しかしアップデートされ1Mbpsになった上にモード切替もできるようになったので、利便性が一気に増しました。
モード切替により、ローミングしかできない環境でも容量を消費せず使えます。しかも1MbpsあればWebの読み込みやちょっとした動画の再生程度は楽々できるので、ストレスを感じる場面は少ないでしょう(12~13時の時間帯など、混んでいる時間帯は速度が遅くなります)。
データ速度計測機能が便利
データ計測機能は、my楽天モバイルアプリからしか利用できません。1タップですぐ現在の回線速度が上り、下りごとに分割されてグラフ表示されます。
速度が気になる場合、速度計測用のアプリをわざわざダウンロードして利用される方もいらっしゃいます。しかしmy楽天アプリさえあれば、自分が今使っているスマホの回線環境がすぐ把握できて便利です。
もちろん楽天側の計測が正しいわけではありませんが、目安としては十分に役立つでしょう。my楽天モバイルアプリさえインストールしておけば、他の計測用アプリは特に必要ないと思います。
チャットサポートを使える
my楽天モバイルアプリでは、チャットサポートへすぐアクセスできます。今業務量削減などの点から企業導入が増えているチャットサポートを、手軽に利用可能なのがメリットです。
Web版my楽天モバイルからでもチャットサポートは利用できますが、アクセス性ではアプリの方が優秀です。
ちなみにWeb版my楽天モバイルで行ったチャットサポートとの会話を、アプリからそのまま引き継いで利用することもできます。
my楽天モバイルアプリのデメリット
my楽天モバイルには、次のようなデメリットもあります。
- iPhoneユーザーは利用できない
- 不具合に注意
- チャットサポート機能にはあまり期待しないほうがよい
iPhoneユーザーは利用できない
my楽天モバイルアプリは、Androidスマホ利用者しか利用できません。そもそも楽天モバイルの新プランは現状iPhoneには非対応で、SIMを指しても一部の機能が利用不可能です。
楽天モバイル側ではグローバル展開などを考えて、世界的にシェアが多いAndroidを選んだのかもしれません。しかし日本ではiPhone人気が特に高く、多くのiPhoneユーザーが楽天モバイルと契約したくてもできない、あるいは自己責任でSIMを挿して利用する状況が続いています。
楽天モバイル公式では、対象外機種についての動作確認を報告しています。iPhoneも動作確認が行われており、結果的には「一部の機能が使えないので、自己責任で利用してね」というスタンツです。
my楽天モバイルアプリがApp Storeで配布されるには、まずiPhoneに楽天モバイルプランが対応するのを待つ必要があります。楽天モバイルが日本のiPhoneユーザーを無視するとは思えないので、今後の対応に期待しましょう。
不具合に注意
my楽天モバイルアプリでは、通信速度が正しく表示されないなどのバグが発生する可能性があります。最新のアプリなので仕方がないのかもしれませんが、Google Playでは
- エラーが多くて見れない
- データを使用しているのに、使用量が0表示のまま
- 通信速度測定機能がいい加減ではないか
などの口コミが多数寄せられており、使う上で無視できない状況です。
この点についても、今後改善が行われることに期待しましょう。
チャットサポート機能にはあまり期待しないほうがよい
残念ですが、現在チャットサポート機能はあてにならないと言ってよいでしょう。チャットサポートに連絡をしても担当へつながるのに時間が掛かり、つながってもその場で問題が解決しないこともしばしばです。
理由はコロナウイルスの影響でもともと人手が不足している、まだ新規キャリアなので体制自体が整っていないなどさまざま考えられます。電話網もパンク気味で、GW前後は1時間や2時間掛けないとつながらないなどの異常な状況に見舞われていました。
チャットサポートの方は、公式でもアナウンスされていますがいつつながるか分からない状況です。サポートを受けたい方は、電話での問い合わせを強くおすすめします。公式では電話待ち時間が最大10分となっており、実際前よりははるかにつながりやすくなっています。
まとめ
今回はmy楽天モバイルアプリとは何か、そしてその特徴やメリット、デメリットなどをご紹介してきました。
my楽天モバイルを使えば契約状況やデータ容量などを確認するだけでなく、データ制限モードの切り替えやチャットサポートへの連絡などさまざまな機能を利用可能です。ただし課題も多くみられるので、アップデートで改善されるのも期待したいところです。
ぜひmy楽天モバイルアプリを活用して、楽天UN-LIMITを快適に利用してみてください。
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