バッテリーの膨張と原因・ガス抜き【リチウムイオン電池が膨張したり発火する原因】

2020-5-14

リチウムイオン電池の膨張

今回はバッテリーの膨張の原因やそこから発生する爆発、最悪の事態になってしまうというお話をします。実際に個人でスマホを修理しようとして事故を起こしてしまうこともあるので、最後まで読んで絶対に自己修理はしないようにしましょう。個人でできる対応策もあるので、参考にしてみてくださいね。

バッテリーの自己修理中の事故

以前、Yahoo!ニュースでもバッテリーの自己修理中に発火したという二ュースが取り上げられていました。「予約しないと修理ができない正規店は面倒」「非正規店だといくら請求されるか分からない」なんて理由で、少しスマホや機械に詳しい人が自分で分解してしまうようです。

バッテリーの自己修理はうまくいけば費用は抑えられますが、保証対象外となってしまうので、その後の正規店からのサポートは受けられません。改造の類と同じになってしまうので、それ相応のリスクがあるということになります。

悲しいことにバッテリーの自己修理中の事故は少ないのが現状で、自宅で火災になってしまうこともあるそう。発火するだけではなく家が燃える可能性もあるので、絶対に自己修理はやめましょう。

バッテリー交換の方法

バッテリー交換は簡単で、本体を開けて新しいバッテリーに付け替えたらコネクタを付け替えるだけ。実際に説明されると個人でもできるのではないかと思ってしまいますよね。

ただ修理店のプロではない一般の人が本体を開けてバッテリー交換を行うだけで、発火事故に繋がることがあります。修理専門のプロに任せることを絶対におすすめします。

プロ以外がやってはいけない理由

iPhoneやスマホ、また、外付けの充電器に使用されているバッテリーにはリチウムイオン電池が使用されています。バッテリー交換修理自体は、様々な交換修理の中でも作業としては難易度は低いことは事実です。

リチウムイオン電池は可燃性の有機溶媒の中で、プラスとマイナスのイオンが行き交うことにより電流を発生させる仕組み。これが理解できていない素人が修理をすることは、あらゆる危険に対応できていない状態でスマホをあけることになってしまうのです。

過充電や外部からの衝撃がNG

バッテリーの過充電や外部からの圧力や衝撃により電解質が揮発してしまうと、高熱になってしまったり、ショートの火花で発火する危険度が高まります。

これは普通に使用していてもなってしまう場合があるので注意が必要ですが、これを素人が分解するとなればリスクは高まります。

内部の熱でも発火する恐れがある

実はリチウムバッテリーの内部には、電解質が揮発して内部の圧力が高まっても爆発しないようにガス抜き弁が設けられています。しかしこのガス抜き弁の強度が下がってしまい、強い衝撃などで圧力や衝撃が加わってしまうことで可燃性の有機溶媒が漏れてしまう可能性もあります。すうするとこれが発火に繋がってしまうのです。

こういったどこから発生するか分からない熱や発火に対応できる知識がなければ、さらに悪化させる可能性が高くなります。スマホの修理はかならずプロに頼みましょう。

個人ができる対策

バッテリーを痛めてしまう理由はさまざまですが、実際に個人ができる対応策もあります。簡単なものを2つ紹介するので、普段から気を付けておきましょう。

ポッケにスマホをいれたまま座らない

スマホをポッケにいれたまま生活していることが多い人は、こちらを無意識に行っているかもしれません。仮に女性だとしても約50キロくらいの重さがスマホ1台に乗るというのは、「外部からの圧力」に該当します。

さらにポッケにいれたままというのはスマホ本体の熱が逃げにくくなるので、高熱になる可能性が高まります。

冬なら良いというわけではありませんが、夏は特に後ろポッケにスマホをいれたまま座らないことを意識しましょう。

モバイルバッテリーで充電しすぎない

スマホは画面が大きいことなどから、どうしても充電が減ることが多いですよね。そこでモバイルバッテリーを使用していることが多いと思いますが、過充電を避ける必要があります。

100%と表示されているのにずっとコードを差しっぱなしという人はいませんか?

容器が満タンなのに水を注いでいる状態というのは、スマホにとってはかなり危険です。電流を流しているわけなのでスマホ本体が熱を帯び、そのまま発火してしまう可能性も高まります。

充電が終わったらコードは抜いて、なるべく充電がギリギリの状態でまたコードを差し込みましょう。充電のしすぎはバッテリーの消耗を早めます。

スマホの熱が収まらないときの対処法

普通に使用していても高熱になることはありますが、そのときにできる素人の対応をおさらいしてみましょう。

たまに高熱になったからといってスマホを冷蔵庫にいれたり、人によっては冷凍庫にいれる人もいますが、あれは高熱を急冷するのでスマホの内部で水蒸気が発生します。見えない水没が起きてしまい危険なので、やめてくださいね。

そのまま操作せずに放置する

スマホが少し熱いと感じたら、なるべく涼しい場所でスマホを休めましょう。このとき”冷たい場所ではなく、少し涼しいところ”がポイントです。外出時であれば日陰などがよいでしょう。操作してしまうとさらに本体に負荷をかけることになるので、操作はせず待ってみてください。

もし高温注意という文字が出ていた場合でも同様で、放置して見守りましょう。しばらくたつとスマホの温度は下がっていきます。

温かい場所からの移動

スマホをストーブの上に置き去りにしていた場合など、スマホ外部からの熱でも持続してしまいます。仮にストーブの電源を切ってもそこからスマホを離さなければ、ずっと高温のままです。

温かい場所から即移動し、ここでも見守りましょう。何度もお伝えしている通り、急冷だけは避けてください。

(たまにジップロックなどにスマホをいれて流水で冷やす人もいますが、あれも危険なので避けましょう。)

専門店でガス抜きを行う

これを個人で行う人はなかなかいないと思いますが、いつまでも熱が収まらなかったり、バッテリーが膨張しているようなら専門店でのガス抜きをおすすめします。ただしこの方法は最後の砦といったところで、復活する可能性は少なくなります。プロだとしてもガス抜きの際にバッテリー本体を傷つける可能性があり、そうなると一気に爆発したりするからです。

これを個人の家で行っていた場合、あなたが怪我をして最悪火災も引き起こしますので、絶対にプロの修理屋さんに頼みましょう。

まとめ

バッテリー

実際にリペアhack協力店で、針を使ったガス抜きの検証を行っていただきました。

尖った針を使ってバッテリーのガス抜きを行った結果、直接バッテリーにも傷が入ってしまいその傷から煙が上がり黒煙を上げながらバッテリーが発火しました。

発火する可能性を持って行ったため安全に対処しましたが、修理店ではなく素人の方が自宅でこの状態になった時のことを想像すると家が火事になることも考えられるので危険です。

やはりバッテリーなどの不具合や修理は専門の修理店にお任せする方がよいという結果となりました。

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