Air podsの充電がもたない時のバッテリー交換?買い替えどっちがお得?
2020-4-24
音楽を聴く時に欠かせないのがイヤホンになりますが、昔とは違い今ではコードレスのイヤホンを目にすることが多くなってきました。コードがあると物にひっかかってしまい最悪ちぎれたりしてしまうこともあります。また、片付けるときや音楽を聴いているときでさえ絡まってしまうこともありますよね。
今回はワイヤレスイヤホンであるAir podsのことについて話を進めていこうと思いますが、このAir pods、今までのコードがあるタイプのイヤホンでは充電するという概念はありませんでしたが、コードレスタイプのイヤホンでは充電しないと電池がなくなってしまい、使えなくなってしまいます。ただ、充電していればずっと使えるということでもなく、バッテリーに寿命がきてしまえば充電してもすぐに電池が切れてしまうことがあります。
そういうわけで、Air podsの充電がもたない時にバッテリーを交換するべきなのか、買い替えのどっちがお得なのか解説していこうと思います。
目次
Air podsとは
ワイヤレスイヤホンの中でもよりスマートなAir pods。2016年9月7日にiPhone 7と一緒に発表されました。
2019年には3月には、「Hey, Siri」の呼び出しに対応したAir pods(第2世代)が登場しましたが、第1世代と第2世代の同じケースでは充電できません。
そもそもAir podsと端末機器はどのように接続しているのでしょうか。
Air podsと端末は無線通信規格Bluetoothを用いて行っています。最初のペアリングを終えてしまえば、Air podsのケースの蓋で開けるだけで端末と接続することができます。
そのAir podsについてどのような種類があり機能があるかを確認していきましょう。
この章ではAir podsのことについて述べたいと思います。
Air podsの種類と機能
Air podsにはAir pods(第1世代)、Air pods(第2世代)、Air pods Proがあります。
Air pods(第1世代)は初代のモデルでiPhoneやiPadなどと簡単に接続ができるのが特徴でしたが、新モデルが出たことで生産が終了してしまいました。
アクティブノイズキャンセリング機能はなく、「Siri」へのアクセス方法はダブルタップすることでアクセルすることが可能となっていました。
また、イヤホンタイプはインナーイヤー型です。インナーイヤー型と言えば、イヤホンを耳の耳介と呼ばれる部分に引っ掛けて装着するので外れやすく、長時間利用すると耳が痛くなりやすい特徴となってしまいます。私もインナーイヤー型のイヤホンしかもっていませんでしたので、長時間の使用で耳が痛くなってしまうことが少し悩みでした。
しかしながら、Air podsの場合は外れにくく、長い時間使用していても耳が痛くならないように改良されています。遮音性能としてはあまり高くなかったので音漏れしてしまうこともありますが、長時間使えるようになったのは助かりますよね。
Air pods(第2世代)は2種類のモデルがあり、「Air pods with Wireless Charging Case」と「Air pods with Charging Case」という商品名で発売されました。
名前の通り、前者は付属の充電ケースがワイヤレス充電に対応しており、後者は充電ケースがワイヤレス充電に対応していない第1世代と同じ普通のケースとなっています。Air pods(第2世代)からは「Hey Siri」と話しかけるだけでSiriを起動させることが可能になりました。つまり、音楽再生時でも電話を掛けたり、タイマーをかけたりなどiPhoneのアプリを起動してくれるのです。
イヤホンタイプに関しては第1世代と同じくインナーイヤー型で、バッテリーの持ちに関しては第1世代と比べて連続通話時間は1.5倍になっています。また、Air pods用のワイヤレス充電ケースは単品で売られており、第1世代のAir podsを使っていた人はこれを購入することでワイヤレス充電対応にすることができます。
Air pods Proは現在発売されているAir podsの中で最新のモデルで、2019年の10月に発表されました。
雑音を消すノイズキャンセリング機能、雨や汗に強い耐水耐汗性能を搭載しています。今までのAir podsとは形が異なりますので充電ケースは今までのものを使って充電することはできません。イヤホンタイプはカナル型で、耳栓型のイヤースピースを耳の中に入れるように装着するタイプになったので、遮音性が高く、低音などの細かい音を聞き取りやすくなりました。Air pods(第2世代)同様「Hey Siri」と話しかけるだけでSiriを起動することができます。
Air podsの接続方法
ここでは具体的にAir podsを接続する方法を解説していきたいと思います。
はじめに、Air podsに対応している端末は以下の通りです。
- iOS 10 以降を搭載したiPhone、iPad、iPod touch
- mac OS Sierra以降を搭載したMac
- tv OS 11以降を搭載したApple TV
iPhoneと接続した後は同じiCloudでサインインしている端末にも自動的にAir podsが追加されます。ですので、自分で持っている様々なApple製品とも接続したい場合、一度iPhoneとペアリングさえしてしまえば、同じiCloudで使っているMacやApple WatchにもAir podsがすぐに使うことができます。
それでは実際にiPhoneとAir podsをペアリングしていきましょう。
まずはiPhoneのコントロールセンターを表示し、画像の赤枠の部分にある「Bluetooth」をオンにします。画像の状態になればオン状態です。
iPhoneのBluetoothをオンにした状態でAir podsが入っているケースの蓋を開けると画面の下のほうにAir podsの画面がiPhone上に表示されます。「接続」の部分が表示されますのでその部分をタップします。接続が完了すると「完了」と表示されるのでその部分をタップするとペアリング完了です。
以上がiPhoneとAir podsのペアリングになります。
とても簡単ですので機器に弱い人でも苦労することなくペアリングができると思います。
一度ペアリングしてしまえばAir podsを使用する際にBluetoothをオンにした状態でAir podsをケースの蓋を開けてイヤホンを取り出すだけで使用することが可能です。
Air pods 交換or買い替え
コードのあるイヤホンとは違い、充電することで使用することができるAir podsですが、長く使っているとバッテリーの持ちが悪くなってきて満タンに充電したはずがいつの間にか残りわずかしか電池が残っていないという経験を持つ人は多くいると思います。
iPhoneでも1年たったころから少しバッテリーの持ちが悪いと感じ始め、2年目くらいには満タンで充電してもすぐに電池残量が少なくなってしまうからモバイルバッテリーは必須!という人も私の周りに何人かいるくらいですので、充電可能な機器にとっては避けては通れない道です。
この章ではAir podsの充電がもたない場合にはバッテリーを交換して方がいいのか、買い替えたほうがいいのかを記述していこうと思います。
Air podsの価格
以下にAir pods各種の値段を記載します。値段は全て税別表記となっています。
値段 | |
Air pods (第1世代) | 16,800 円 |
Air pods (第2世代)
(Air pods with Wireless Charging Case) |
22,800 円 |
Air pods (第2世代)
(Air pods with Charging Case) |
17,800 円 |
Air pods Pro | 27,800 円 |
ワイヤレス充電ケースのみ
(Wireless Charging Case for Air pods) |
8,800 円 |
最新モデルのAir pods Proで27,800円、初代のAir podsと比べて11,000円高い値段で購入することが可能です。
また、ワイヤレス充電ケースのみの購入であれば8,800円で購入することができます。
Air pods(第2世代)に関しては、ワイヤレスとワイヤレスではないものでは5,000円の差があることがわかります。
Air podsの修理・交換料金
次にAir podsの修理や交換にかかる料金について見ていこうと思います。
持ち込み修理に関しては、近くのApple StoreかApple正規サービスプロバイダに直接持っていけば修理してくれます。その際には事前にシリアル番号も必要となりますので忘れずに確認しましょう。シリアル番号については端末の「設定」から「一般」、「情報」、「Air pods」の部分からでも確認することができます。
Appleサポートに電話で問い合わせして修理サービスの手配もできるようになっています。
Appleでは全てのAir podsやBeatsイヤホン、ヘッドホンについてApple Care+に加入することで、2年間、過失や事故による損傷に対する修理などのサービスを1回につき3,400円(税別)で2回まで受けることができるようになっています。
以下にAir podsが破損してしまった時のApple Care+に加入している場合についてAppleで修理した場合の値段を記載します。値段は全て税別表記となっています。
Air pods Pro | Apple Care+サービス料 | 保証対象外修理
サービス料金 |
Air pods Pro | 3,400 円 | 9,800 円(片方) |
Wireless Charging Case for Air pods Pro | 3,400 円 | 9,800 円 |
Air pods | Apple Care+サービス料 | 保証対象外修理
サービス料金 |
Air pods | 3,400 円 | 7,800 円(片方) |
Charging Case | 3,400 円 | 6,800 円 |
Wireless Charging Case | 3,400 円 | 7,800 円 |
バッテリーサービスについても以下の表にまとめて記載します。Apple Care+for Headphoneに加入していてAir podsまたは充電ケースのバッテリーの蓄電量が本来の80パーセント未満に劣化した場合に、そのバッテリーを無償で交換できるサービスがついています。
Air pods | Apple Care+保証対象 | バッテリー
サービス料金 |
Air pods (全モデル) | 0 円 | 5,400 円(片方) |
Charging Case,
Wireless Charging Case (全モデル) |
0 円 | 5,400 円 |
以上より、Air podsの購入価格と比較してもApple Care+に加入してバッテリーの交換を行ったほうが得だと考えられます。先ほど述べたように電池の持ちは1年くらいでガタが来たように感じてきます。そう考えるとApple Care+に加入していたほうがやっぱりお得になっています。保証サービスのおかげで買い替えずに交換したほうが良いという結論になりました。
Air pods の特徴
この章ではAir podsのメリットとデメリットを解説していこうと思います。
Air podsのメリット
Air podsは従来のイヤホンと異なりコードがないと述べましたが、そのメリットとして運動をしているときにコードが邪魔にならないことがあげられます。
ほかにも片付けるときもコードが絡まったりせずしまえますので大変便利です。それに、iPhoneを持ち歩かずにBluetoothが届く範囲であるならばiPhoneから離れていても音楽を聴くことができます。
音質も非常にきれいで、持ち運びもコンパクトなので邪魔にならないことがメリットとして挙げられます。
Air podsのデメリット
Air pods本体もそうですがケースも白なので汚れが目立ちやすくなっています。定期的に手入れをしないと汚れやほこりがたまってしまい、せっかくのカッコよさも台無しになってしまいます。
また、値段が普通のイヤホンに比べてかなり高く設定されていることもデメリットと考えられます。
しかしながら、性能面やサービス面を考慮すると妥当な値段だとは思いますが、やはり値段だけで見てしまうと少し高いと感じてしまうので正直なところです。
最後に、失くしやすいというのがデメリットとして考えられます。非常にコンパクトで左右別々に切り離されていることから、片方だけなくしてしまう恐れもあります。これに関しても整理整頓に意識を割くだけでそのリスクも格段に抑えられますので人によりけりだと思います。
まとめ
今回はAir podsの充電がもたない時、バッテリーを交換するべきか、それとも買い替えるべきかについて記述させていただきました。
ものすごく便利なAir podsですが、充電する以上バッテリーの消耗は避けては通れない道です。その場合には、保証サービスに入りお得に長く使えるようにしたほうが良いと考えられます。Air podsも消耗品でいつかは使えなくなる日が来ますが、できる限り長く使うためにも物を大切に使っていく精神をもっておくことが大事ですよね。Air podsだけでなく他のものに関しても大事に扱っていこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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