初心者必見!スマホで使うイヤホンの選び方とおすすめモデル3選をご紹介
2020-10-10
周りの方に迷惑を掛けずに、迫力のある音楽を聴けるようになるイヤホン。インターネットが普及する以前から使われていましたが、スマホが普及するとスマホに適したイヤホンも続々登場するようになりました。
同じスマホでも「Android」スマホと「iPhone」では、イヤホンの挿し方が異なってきます。その点も含めて、注意しながら自分に合ったイヤホンを選んでいきましょう。
今回はスマホで使うイヤホン選びに悩んでいる方に向けて、イヤホンの選び方やおすすめのイヤホンモデルを3つご紹介していきます。
目次
注意!AndroidスマホとiPhoneでは買うべきイヤホンの種類がまったく違う
大前提として、AndroidスマホとiPhoneはイヤホンに関する使用が違います。
Androidスマホの場合は、各メーカーから独自にOSをカスタマイズされたさまざまなモデルが発売されており、スペックも異なります。ただイヤホン端子に関しては廃止したモデルもありますが、同時にまだ搭載しているモデルも多いです。
そのためAndroidスマホでイヤホンを使う場合は、100均で購入できるような簡素なイヤホンジャック接続タイプのイヤホンも使用可能です。また当然「Bluetooth」のイヤホンにも対応可能です。
対してiPhoneの場合は「Apple」が開発を一貫して行っており、スマホに関する対応もAppleの考えが直接反映されます。
大きな流れの一つが、「端子の廃止」です。2016年に発売開始された「iPhone7」から、すでにイヤホンジャックが廃止されています。つまりイヤホンジャック接続タイプのイヤホンはそのまま利用できません。iPhoneでイヤホンを使うには、
・Bluetooth対応のイヤホンを利用する
・Lightning端子に挿すタイプのイヤホンを利用する
・変換アダプタを使ってiPhoneの端子に挿せるようにする
の3つの方法の内どれかを取る必要があります。
ちなみに将来的にはAppleがiPhoneの接続端子をすべて廃止して、ポートレスモデルを発売するようになるとの声も多く見られます。「将来的にも購入したイヤホンを継続して使いたい」という場合は、Bluetoothタイプのイヤホンを購入したほうが安心できるでしょう。
ここだけは押さえよう!スマホで使うイヤホンの選び方とは
ここからは基本的に押さえておきたい、スマホで使うイヤホンの選び方をご紹介していきます。
・有線タイプか無線タイプか
・イヤホンの形はどうなっているか
・自分に合ったイヤーチップが同梱されているか
・安定して高音質の音楽を聴けるか
・マイク搭載か
・リモコンや音声アシスタントで操作ができるか
・有名なメーカーのモデルであるか
有線タイプか無線タイプか
有線タイプと無線タイプ、どちらを選ぶかによって使い勝手は異なります。
有線タイプ
有線タイプでは本体に直接プラグを挿して音楽を聴きます。そのためプラグが抜ける可能性もあり、長いコードを選んで抜けるのを防ごうとすると断線する危険性もあります。外出中に音楽を聴く場合は、取り回しの点で不便です。
その代わり無線と違って電波の干渉を気にすることなく、いつでも安心して音楽を楽しめます。また有線タイプは100均や近くの家電量販店などで簡単に入手可能で、安いモデルが多いのもメリットです。
無線タイプ(Bluetoothタイプ)
無線タイプとは具体的にはBluetoothタイプのことで、スマホのBluetooth機能を使ってペアリングを行い利用するタイプのことです。
Bluetoothタイプのイヤホンは無線イヤホンタイプより高価な場合が多く、実店舗での取りそろえも有線タイプより少ない可能性が高いです。たとえばダイソーの店舗では100円でたくさんの有線イヤホンを販売していますが、無線タイプのイヤホンは300円や500円といったモデルが少しだけ販売されている程度です。ただしネットショッピングサイトで検索すれば外国製の無線タイプイヤホンが多く出回っているので、選択肢が増えます。
無線タイプのメリットは、取り回しが便利な点です。有線タイプと違って絡むこともなく、左右独立型の無線イヤホンを選べばそもそもコード自体が存在しないので気軽に取り出して音楽を聴けます。外出中にもイヤホンを使いたい場合は無線タイプがおすすめです。
また音質の点では以前の無線タイプイヤホンは心配な点もありましたが、現在では技術の進化で高音質の音楽を楽しめるようになっています。実際有名メーカーの高級イヤホンは、無線タイプモデルが多いです。
イヤホンの形はどうなっているか
イヤホンにはさまざまな形があります。
- カナル型:内耳に挿しこんで直接音を流すタイプ、音漏れせずに迫力のある音楽を聴ける
- インナーイヤー型:耳穴に被せる形で使うタイプ、圧迫感がなく長時間の使用でも安心
- イヤーフック付きタイプ:耳掛け部分があって固定が可能、ランニングといった運動時にも安心
たとえば音楽体験をなるべく重視する場合はカナル型、運動時に聞く場面が多い場合はイヤーフック付きタイプを選ぶとよいでしょう。自分のイヤホン利用環境に応じて適切な形のモデルを選びましょう。
自分に合ったイヤーチップが同梱されているか
カナル型の場合、シリコンといった材質で作られた「イヤーチップ」が付いています。自分の耳に合ったイヤーチップを使わないと、耳が被れるといった原因にもなりますし最適な音楽体験ができません。複数の大きさのイヤーチップを同梱してくれているイヤホンを選ぶと自分の耳に合った形でイヤホンを利用しやすいです。
ちなみにAppleの人気イヤホン「airpods」は、イヤーチップがS、M、Lの3種類しかありません。ですから自分の耳に合わないといった方も多くいらっしゃいます。低反発素材といった素材で製作した互換性のあるイヤーチップを他のメーカーが販売しているので、airpodsを使いたい方はインターネットでチェックしてみましょう。
安定して高音質の音楽を聴けるか
イヤホンによっては、音楽体験を最大限向上させるために特別な機能を搭載しているモデルもあります。
- ハイレゾ再生に対応しており、臨場感のある音楽を聴ける
- ノイズキャンセリング機能により、周囲の雑音をかき消して音楽に没入できる
両方の機能を搭載していれば、周囲の環境を気にすることなく自分の聴きたい音楽に没入可能です。他にもいろいろな機能があるので、購入の際チェックしてみてください。
ただし多機能なモデルは数万円といったようにコストが掛かるので、注意深くモデルを選んでみましょう。
リモコンや音声アシスタントで操作ができるか
リモコンや音声アシスタントといった便利な操作機能が搭載されているかもポイントです。
リモコンが搭載されていると、手元で音量調整や次の曲へスキップ、といった操作が可能になります。AndroidスマホやiPhoneなどを取り出していちいち操作をするのが面倒な場合は、手元がすっきりするリモコンタイプを選ぶとよいでしょう。
またモデルによっては、「Hey, Siri」や「OK,Google」と話しかけるだけで音量調整といった操作ができるモデルもあります。値段は高くなりますが手がふさがっていても気軽に声だけで基本操作ができるので、リモコンよりもさらに便利です。
有名なメーカーのモデルであるか
特にネットショッピングサイトを見ていると、多数の外国製イヤホンが発売されています。その中にはBluetooth5.0対応といった新しい技術が搭載されているのにもかかわらず、1,000円もしないような安いモデルも多くあります。上手に選べば、家電量販店といった実店舗でイヤホンを購入するよりも安上がりです。
ただし安いイヤホンはメーカー品でない可能性が高く、トラブルが発生する危険性も上がります。私の場合は600円程度でBluetooth5.0 タイプのイヤホンを購入しましたが、なぜかパソコン側と接続ができませんでした。スマホでは利用できていますが、説明書が簡単なのでパソコンで接続する方法はいまだに分かっていません。
実店舗で購入する場合もネットショッピングサイトで購入する場合も、有名なメーカーのモデルだとやはり安心できます。特に「ソニー」といった国産メーカーは、ユーザーの音楽体験を最大限向上させられる工夫を施したイヤホンを多数販売しています。長期間よいモデルを使いたい場合は、少し値が張ってもよいモデルを選んでみましょう。
没入感も高い!人気のおすすめスマホ用イヤホンを3つ厳選してご紹介
ここからは没入感の高い、おすすめスマホ用イヤホンを3つ厳選してご紹介していきます。
- Apple AirPods Pro
- ソニー WF-H800
- JVC HA-FX14
Apple AirPods Pro
Appleが販売している売れ筋モデルです。
「アクティブノイズキャンセリング」により、周囲の環境に関係なく常に最上の音楽を楽しめます。また「外部音取り込みモード」で、音楽を聴きながら安心して必要な外部の音を耳に入れられます。
左右独立型で耐汗耐水性能も備えており、運動時にも使いやすいモデルです。iPhoneといった対応デバイスに初心者でもスムーズに接続できるのもよいところです。Siriも搭載しており、必要な操作を音声だけで済ませられるのでぜひ活用してみましょう。
ソニー WF-H800
ウォークマンでも有名なソニーのワイヤレスイヤホンです。
マイク搭載なので、音楽を再生しているときもスムーズに電話に出てハンズフリー対応ができます。またハイレゾ対応であり、ワイヤレスでありながら最上級の音楽体験ができるのもメリットです。
バッテリーも工夫されており、最大8時間連続再生が可能です。また10分充電で70分再生ができるようになる点も魅力になっています。
Amazonの音声アシスタント「アレクサ」も搭載されており、スマートホームの操作といったさまざまな操作が可能になっているのも便利です。
JVC HA-FX14
カナル型の有線イヤホンです。値段は1,000円前後とお得ながら、JVC製なので安心して利用できます。
「ネオジウムマグネット採用ドライバー」により、安価でも重厚感のある音楽を再生できるようになっているのがポイントです。またデザインもメタリックな高級感のある仕上げであり、外で使っても他の方へ安っぽい感じは与えないでしょう。
ノイズキャンセリング機能といった特別な機能はありませんが、エントリーモデルとして十分なイヤホンなので一つ買ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回はスマホに合ったイヤホンの選び方、そしておすすめモデルを3つ選んでご紹介してきました。
イヤホンにはさまざまな選び方があり、スマホに合ったイヤホンを選ぶには複数の面からメリット・デメリットを確認できると購入するとき納得もできます。ほどほどの性能でよい場合はエントリーモデル、徹底的に音質にこだわりたい場合はハイエンドモデルを購入してみましょう。
ぜひ自分に合ったイヤホンで、日々の音楽体験を向上させてみてください。
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